コンデンサとは蓄電したり、放電したりする電子部品のことです。直流を通さない絶縁の働きもあるので、電子回路にはかかせない部品です。
役割としては、まず充電や放電をして電圧の変化を吸収して安定させます。そして、電気が通る過程で余計なノイズを逃がします。ほかには、周波数と電流をキャッチしますが、直流は遮断して、周波数だけをキャッチします。
コンデンサには、さまざまな種類があります。セラミックコンデンサは誘電率の高いセラミックを使っているのが特徴です。小型で熱に強く、高周波の回路でも使用可能です。電解コンデンサはアルミニウムなどの金属と電解質を使っていて、極性はありますが大容量で使用可能です。フィルムコンデンサは誘導体にプラスチックフィルムを使用し、温度による容量の変化が少なく、高精度なのが特徴です。